2024年 03月 14日
S.Yさんとパグ太郎さんの相互訪問 |
先週の土曜日はパグ太郎さんとご一緒に、国立のS.Yさんのお宅を訪問しました。1月に大山さんとお邪魔して、フローティングボードとリジットボードの試聴をしたのですが、気に入られてそのまま戻ってきませんでした。その後も、位置調整をご自分で調整をされて、音も落ち着いてきたので、二ヶ月経ったので調整がてら、パグ太郎さんも同道して音を聞きに出かけたわけです。
S.Yさんが出されたのは、特定のメーカーのcdのエッジが剥がれるという現象です。私の聞いたことのないレコード会社だったので、私自身は見たことはありませんが、エッジの部分がコーティングされているCDがあるのですね。 この白い絲みたいなのがCDから剥がれたものです。CDトレーのなかで、動いて回転を阻害して、光ピックアップにも影響を及ぼし、音が出なくなったそうです。それを聞かれたパグ太郎さんの場合は、CDプレーヤーが故障したので、修理をしたら原因は愛犬の毛だったそうです。猫の毛もありえるでしょう。うちは、剥離したCDも犬もいないので、問題は発生していませんが、これは結構よくある事故なのでしょう。
先週は、雨や雪が降る日が続きました。でも土曜日は晴れたいい天気で、西に向かうので花粉が心配です。それでもこの日は穏やかで、日中は暖かな日になりました。
窓のカーテンを開け閉めすると音の微調整ができます。聴き込んでいくと、少しだけ右側が狭いので、少しだけ(2mm)右に広げました。それでも、少し気になることがあり、手前のソファのテーブルの下に入っていた円筒形のゴミ箱を右に移動しました。それだけでもバランスが整うほど、位置関係が合っています。面白いですね。
S.Yさんの音はこの二ヶ月ぐらいで音が落ち着き、音場が深く柔らかく出てきて、クラシックばかりではなく、S.Yさんがよく聞かれる分野の音楽のとてもよくかかっていました。
さて、次はパグ太郎さんのお宅へ向かいます。S.Yさんを後席に乗せてゆっくりと東八道路を戻りました。府中の運転免許試験所あたりまでは、空いていましたが、三鷹からは、毎信号止まるぐらいの混み様になってきました。それでも昔から勝手知った道路ですから、久我山から裏通りを斜めに通り、環八を横切り、パグ太郎さん宅に向かいました。この辺りは、一方通行が交互にあり、狭い道も多いので、青梅街道に出られる道のそばの駐車場に止めました。この辺りは小学校時代からよくきた道です。道自体は変わっていませんね。
パグ太郎さん邸も、フローティングボードとリジッドボードの組み合わせです。同じ大きさと仕上げで作っていただいたので、使用している時間分だけまだ色が違いますが、仕上げは同じなので、統一感があります。前方のHRS-130だけで鳴らして位置を確認して、後方のPQS-100との距離もピタリと合わすと、コンサートホールが出現します。いつ見ても中央の青い色の是枝さんのアンプがいいですね〜。
パグ太郎さんは、新譜もコンスタントに買われていますので、色々と聞けて楽しかったです。中央付近のシューベルトのピアノソナタ、クイケンのモーツァルト、右下のリサ・バティアシュヴィリとバレンボイム・
シュターツカペレ・ベルリンの盤は買わなければなりません。これは2016年ごろの演奏ですね。バレンボイム は去年ベルリン歌劇場の常任を降りましたが。時々ベルリンフィル には出てきます。彼も歳を取りましたが、若い頃から活躍しているし、クレンペラーとの協奏曲もあり、私たちより随分と上だと思っていましたが、5歳しか違いませんでした。我々も同じ様に歳取ったのでしょう。
パグ太郎さんは夜もお仕事があるそうで、S.Yさんにはそのままうちに来ていただき、プー博士の実験を聞いていただきました。その後、久しぶりに南阿佐ヶ谷のギリシャ料理のレストランに行きました。夜になると北風が強くなり、温度がどんどん下がっていきます。ここは昔、S.Yさんから紹介されたお店ですが、コロナ以降しばらく来ていませんでした。外は風が冷たくなり、ワインをボトルでとっても寒くなってきましたね。
今日のお昼は暖かい日差しのあるS.Yさんのお宅、パグ太郎さんの精緻な音、そして家の新しい実験の音、夜、北風が吹いてきてからのレストランと、変化に富んだ長い一日でした。どちらも、GermanのSPですが、それぞれにご自分の音を出されていて面白かったです。
また、定点観測を続けて行きましょう。
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by TANNOY-GRF
| 2024-03-14 17:52
| 行ったり
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